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2006年12月6日水曜日

建築設備CADの情報

3次元書き出し

CADEWA Evolutionで設計した設備図面には3次元情報が与えられています。
CADEWA EvolutionからAutoCAD形式で保存する際に、この3次元情報をAutoCADへ書き出す設定にすれば、AutoCAD上で設備図面を3次元図面として見ることができます。
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2006年12月2日土曜日

建築設備CADの情報

Chapter1.[作図設定] 画層の設定を行う

図面作業に取りかかる前に作図設定を行います。
[形式]メニュー内には各種作図設定のコマンドがありますので、必要な設定を最初に行います。
まずは画層の設定から始めます。

AutoCADはレイヤのことを画層と呼びます。
新規の図面には0という名称の画層が設定されており、ユーザはこれから行う図面作業に必要な画層を追加設定する必要があります。

画層には名称の他に色、線種、線の太さ等の設定が行えます。(作図画層を切り替えると各種設定も切り替わる)
これらの設定は画層単位で行うのがAutoCADの基本となります。

線の太さは画層ごとに行うのが流行ってきています。
流行っている理由としては、印刷スタイルテーブルを添付し忘れたとしても、別な環境で印刷するのに線幅の指定に困らない、また画層ごとに指定した線幅(または図形に直接指定した線幅)は、レイアウト空間からの印刷で印刷尺度によって線幅を調整できるので、いたずらに印刷スタイルテーブルを増やす必要も無くなるからです。([A1出力用]、[A3出力用]と印刷スタイルテーブルを用意する必要が無い)

画層リストは記号-数字-ひらがな-漢字の順番で昇降されます。
名前の付け方を工夫すると用途ごとにリストがまとまります。

また、名前によるグループ分けではなく、グループフィルタという機能を使うと、より簡単にグループ分けすることもできます。
グループフィルタを作成し、それぞれに選択した画層を振り分けます。グループフィルタを使用すると選択したグループの画層だけがリストされますので、[建築]、[電気]、[空調]、[衛生]といったグループを作ると、管理が容易になります。(グループ単位で表示・非表示等の設定ができる)
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2006年11月27日月曜日

建築設備CADの情報

寸法線自動調整

自動調整寸法は図形の移動、変形と共に寸法線が連動するという非常に便利な機能ですが、移動、回転等の編集を行うと寸法補助線が以上に長く伸びたりする不具合が起こる場合があります。
この現象を防ぐには自動調整機能を解除する必要があります。自動調整機能を解除するには[DIMDISASSOCIATE]コマンドで行います。
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2006年11月15日水曜日

建築設備CADの情報

線の太さの尺度を有効

A1印刷を想定して作成した図面の線幅を、A3縮小印刷時の印刷尺度に応じて変化させたい…

これが可能になるのが[線の太さの尺度を有効]という機能になります。

この機能はレイアウト空間からの印刷で有効になる設定で、図形自体、または画層ごとに割り当てた線幅を印刷時にコントロールできます。

例 A1印刷時に1ミリの線幅の図形

[線の太さの尺度を有効]にチェック有り
A3(0.5倍)で印刷する際に線幅が0.5ミリに自動調節されます。

[線の太さの尺度を有効]にチェック無し
A3(0.5倍)で印刷しても線幅は1ミリのまま。

用紙サイズ別に印刷スタイルを作成されている方がいますが、この機能を活用すれば増やす必要はありません。

私はacad.stb(acadlt.ctb)とmonochrome.ctbで足りています。
第3者にデータを渡してもデフォルトの印刷スタイルを使用すればイメージ通りに印刷できます。
※acad.stb(acadlt.ctb)はカラー用、monochrome.ctbは白黒用
※自作した印刷スタイルを添付するのを忘れる方が多いです…
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2006年11月6日月曜日

建築設備CADの情報

他CADソフトで作図された図面ファイルの読み込み

図面選択ダイアログにある[設定]ボタンより、他CADソフトで作図された図面ファイルの読み込み設定が行えます。

例 『AutoCAD図面の読み込み』
・ブロックをグループ化する
・寸法図形を寸法要素に変換する
・非表示レイヤを非表示で読み込む
・ブロック内のエンティティをブロックレイヤに作成する
・レイアウト情報を取り込む
・参照図面情報を取り込む
・3次元で読み込む

寸法図形を寸法要素として取り込んだり、レイアウト空間の情報の取り込み、参照図面の取り込みという項目はその他の設備専用CADでもありますが、注目すべきは[3次元で読み込み]という機能。
AutoCADで3次元設計した情報をCADEWA Evolution上でも再現できます。
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