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2006年12月2日土曜日

建築設備CADの情報: Chapter1.[作図設定] 画層の設定を行う

Chapter1.[作図設定] 画層の設定を行う

図面作業に取りかかる前に作図設定を行います。
[形式]メニュー内には各種作図設定のコマンドがありますので、必要な設定を最初に行います。
まずは画層の設定から始めます。

AutoCADはレイヤのことを画層と呼びます。
新規の図面には0という名称の画層が設定されており、ユーザはこれから行う図面作業に必要な画層を追加設定する必要があります。

画層には名称の他に色、線種、線の太さ等の設定が行えます。(作図画層を切り替えると各種設定も切り替わる)
これらの設定は画層単位で行うのがAutoCADの基本となります。

線の太さは画層ごとに行うのが流行ってきています。
流行っている理由としては、印刷スタイルテーブルを添付し忘れたとしても、別な環境で印刷するのに線幅の指定に困らない、また画層ごとに指定した線幅(または図形に直接指定した線幅)は、レイアウト空間からの印刷で印刷尺度によって線幅を調整できるので、いたずらに印刷スタイルテーブルを増やす必要も無くなるからです。([A1出力用]、[A3出力用]と印刷スタイルテーブルを用意する必要が無い)

画層リストは記号-数字-ひらがな-漢字の順番で昇降されます。
名前の付け方を工夫すると用途ごとにリストがまとまります。

また、名前によるグループ分けではなく、グループフィルタという機能を使うと、より簡単にグループ分けすることもできます。
グループフィルタを作成し、それぞれに選択した画層を振り分けます。グループフィルタを使用すると選択したグループの画層だけがリストされますので、[建築]、[電気]、[空調]、[衛生]といったグループを作ると、管理が容易になります。(グループ単位で表示・非表示等の設定ができる)
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