そこで、AutoCADで3D設計された3Dソリッドモデルの読込み、また設備CADで設計した図面からAutoCADへの3Dソリッドモデル書出しの検証結果をまとめます。
※[読込み]はAutoCAD作成した簡単な3Dソリッドを対象。
※[書出し]はダクトや配管の3Dソリッドモデルを書出しAutoCADへ。
ソフト名称 | 3D図面読込み(対AutoCAD) | 3D書出し(対AutoCAD) |
BrainGear PLUS | ○ | ○ |
CADEWA Evolution | △ | △ |
DesignDraft Pro | ○ | ○ |
※△:一部の図形要素の抜け落ち有り。
※簡単なサンプル図面での検証となります。
※BrainGearはAutoCAD上で、またBrainGear PLUSはAutoCAD Architecture上で動作するCAD。
3Dソリッドモデルの[読込み]、[書出し]に関しては、“こういった機能がある”というだけであり、より高い精度を求める場合、求めているものとは程遠い場合があります。
また、比較的簡単な3Dモデルソリッドでの検証となり、AutoCADの3Dソリッドモデルを100%検証した訳ではありません。
実際にご自身で扱っているCADソフト、または設計した図面で検証してください。
DesignDraft Proは3D汎用CADのMicroStation上で動作する設備CADなので、3Dに強い印象を持ちます。
ただし、現時点では電気版(DesignDraft)は3Dに対応しておらず、空調・衛生版(DesignDraft Pro)だけが3D対応しているようです。
CADEWA Evolutionからの3D書き出しは「3DFACEで出力」、もしくは「POLYFACESHで出力」の選択になります。
残念ながら現時点でのCADWe'll Tf@S 2007ではAutoCADで3D設計された3Dソリッドモデルの読込み、またCADWe'll Tf@Sで設計したダクトや配管を3Dソリッドモデルとして書出しは行えません。
今後のバージョンアップで機能が搭載されることを期待します。
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