本来、AutoCADは特別なコマンドを実行しなくても、作図済みのオブジェクトをダブルクリックすると割り当てていたコマンドが自動的に実行できる「ダブルクリックアクション」という機能があります。
例:標準では文字列をダブルクリックすると[文字編集](DDEDIT)が実行される。
その他はプロパティパレットが開く設定になっていますが、任意に変更することが可能です。
Brain Gearはこの機能がさらに強化され、設備図面の編集時に大いに役に立ちます。
例:
□ 電気シンボルをダブルクリック
→ 配線コマンドが自動的される。
□ 空調機器・衛生器具をダブルクリック
→ 機器・器具の所定位置からダクトや配管作図が実行される。
□ 配管・ダクトをダブルクリック
→ 経路の追加、または分岐を作図できる。
□ [ALT]キーを押しながら機器、配管・ダクト・ケーブルラックをダブルクリック
→ 機器移動、ルート移動が行える。

また、Brain Gearツールバーにある[ダブルクリック有効]設定を切り替えることにより、シングルクリックでの簡単編集が行えるようになります。