2006年12月23日土曜日

CADWe'll U/KITの無償バージョンアップ

[U/KIT Ver.6.4]、[CADWe'll U/KIT2005]を無償で[CADWe'll U/KIT2007]へバージョンアップしてくれるようです。
このバージョンアップに伴い、ハードプロテクタからソフトプロテクタへライセンス管理へ変わることになります。

ユーザの方へは平成19年1月下旬より[CADWe'll U/KIT2007]が順次送付されるようです。

2006年12月21日木曜日

ライセンス管理・コスト管理

CADを使用する人数の増加、それに伴ってソフトも増加……。
ソフトのライセンス管理・コスト管理は非常に大変ですよね。そこで各メーカーごとに特徴をまとめてみました。

◆ ポータルライセンス・ネットワークライセンス(autodesk製品)
ポータルライセンスは、ライセンスキーをエクスポート、インポートすることでコンピュータごとにライセンスを購入しなくても、複数のコンピュータでソフトを使用、また作業場所(会社と自宅等)を問いません。
ネットワークライセンスは、ネットワーク環境において、サーバに最低限必要なライセンスをインストールすることで、複数のパソコンでソフトを共有することができます。

◆ ネットワークライセンス(Brain Gear)
ネットワーク環境において、サーバに最低限必要なライセンスをインストールすることで、複数のパソコンでソフトを共有することができます。

◆ ネット認証型ソフトプロテクタ(CADWe'll CAPE、CADWe'll Tf@S)
コンピュータごとにライセンスを購入する必要があります。3ヶ月ごとにインターネット環境において認証しなければいけません。
※『5年間の使用期限』があります。導入の際にはその辺りを注意してください。

◆ 期間限定商品+インターネットライセンス(CADEWA Evolution)
期間限定商品は180日の使用期限があるソフト。一時的に増加した業務に対して、使用期間を定めることによって通常の料金と比べると格安価格でソフトを増設できます。
インターネットライセンス(e-LiJIT)はWeb上でライセンス管理が行えます。必要最低限のライセンスを購入し、ネットワークを介し複数の方がライセンス本数内で利用できます。

◆ ASP(CADWe'll CAPE)
コンピュータごとにライセンスを購入する必要がある。インターネット環境において、ソフト起動時・終了時にログイン・ログアウトの必要性があります。利用時間に応じて毎月の支払い額が異なります。(基本料金・上限額があり)

◆ インターネットライセンス+時間レンタル(FILDER_PLUS)
インターネット環境において、ソフト起動時・終了時にログイン・ログアウトの必要性があります。必要最低限のライセンスのみを購入し、増加分は自動的に時間レンタルとして課金。購入しているライセンスの使用が終われば(空きがでれば)、時間レンタルから通常のライセンス使用に切り替わります。毎月の使用頻度を見ながら、ライセンスを増加するかどうか検討することができます。

これらを踏まえて、実際の使用例を挙げてみます。

・Aさん(20代・女性)
… おっとりタイプのCADオペレータ。1日のほとんどCADを使用。アフター5を満喫したい年頃。

・Bさん(30代・男性)
… 現場も図面も仕事をバリバリこなす若手の施工管理。現場と事務所の往復が多い。

・Cさん(40代・男性)
… CADが苦手の施工管理。事務所内での作業が苦手。一日の大半は現場での作業。

この場合、ネットワークライセンス(Brain Gear)、インターネットライセンス(FILDER_PLUS)を利用すれば、購入するライセンス数は2台として、1台は常に事務所で作業するAさん専用、もう1台はBさん、Cさんが共有できるというメリットがあります。
FILDER_PLUSの場合は、Aさん、BさんがCADを使用していても、Cさんは課金システムで“臨時に3台目のライセンスを取得”して作業を行えます。
Bさんの図面作業が終わりログアウトすればライセンスに空きが出ますし、Aさんは毎日定時で帰るので定時以降は、そのライセンスをCさんが引継ぎ図面作業が行えます。

2006年12月19日火曜日

CADWe'll CAPE2004 R2 SP3 アップデートモジュール

ダイテックのホームページで『CADWe'll CAPE2004 R2 SP3 アップデートモジュール』が公開されました。
アップデートモジュールをインストールすることにより、様々な不具合が解消されます。
修正箇所、注意点等はダイテックホームページを参照してください。

対象バージョン:
CADWe'll CAPE2004 R2 SP3  ( ビルド番号:4105 )
CADWe'll CAPE2004 R2 SP2  ( ビルド番号:4101 )
CADWe'll CAPE2004 R2 SP1  ( ビルド番号:4100 )
CADWe'll CAPE2004 R2     ( ビルド番号:4053,4057,4058,4059 )

インストール後、ビルド番号は[4106]に変わります。

※12月7日に公開されたアップデートモジュールの修正版になります。

2006年12月16日土曜日

CADEWA Evolution Ver4.0 予告 『シート機能』

CADEWA Evolutionにもシート機能が追加されるようです。
CAPEとの互換性は解りませんが、作業効率が上がるのは間違いないです。

※CADEWA Evolution Ver4.0は2007年2月下旬に発売予定のソフトです。

2006年12月13日水曜日

CADEWA Evolution Ver4.0 予告 『シンボル・配線化機能』

他CADで描かれた汎用要素の図形をCADEWA Evolution上でシンボル・配線として認識できるように“変換”することができます。

※CADEWA Evolution Ver4.0は2007年2月下旬に発売予定のソフトです。

2006年12月12日火曜日

CADEWA Evolution V4.0

2007年2月下旬にCADEWA Evolution V4.0がリリースされるようです。
「CADEWA Evolution V4.0バージョンアップ商品発売記念先行予約キャンペーン」も実施されるようです。

2006年12月9日土曜日

CADWe'll U/KITから3次元書き出し

CADWe'll U/KITで設計した設備図面には3次元情報が与えられています。
CADWe'll U/KITからAutoCAD形式で保存する際に、この3次元情報をAutoCADへ書き出す設定にすれば、AutoCAD上で設備図面を3次元図面として見ることができます。

2006年12月6日水曜日

3次元書き出し

CADEWA Evolutionで設計した設備図面には3次元情報が与えられています。
CADEWA EvolutionからAutoCAD形式で保存する際に、この3次元情報をAutoCADへ書き出す設定にすれば、AutoCAD上で設備図面を3次元図面として見ることができます。

2006年12月2日土曜日

Chapter1.[作図設定] 画層の設定を行う

図面作業に取りかかる前に作図設定を行います。
[形式]メニュー内には各種作図設定のコマンドがありますので、必要な設定を最初に行います。
まずは画層の設定から始めます。

AutoCADはレイヤのことを画層と呼びます。
新規の図面には0という名称の画層が設定されており、ユーザはこれから行う図面作業に必要な画層を追加設定する必要があります。

画層には名称の他に色、線種、線の太さ等の設定が行えます。(作図画層を切り替えると各種設定も切り替わる)
これらの設定は画層単位で行うのがAutoCADの基本となります。

線の太さは画層ごとに行うのが流行ってきています。
流行っている理由としては、印刷スタイルテーブルを添付し忘れたとしても、別な環境で印刷するのに線幅の指定に困らない、また画層ごとに指定した線幅(または図形に直接指定した線幅)は、レイアウト空間からの印刷で印刷尺度によって線幅を調整できるので、いたずらに印刷スタイルテーブルを増やす必要も無くなるからです。([A1出力用]、[A3出力用]と印刷スタイルテーブルを用意する必要が無い)

画層リストは記号-数字-ひらがな-漢字の順番で昇降されます。
名前の付け方を工夫すると用途ごとにリストがまとまります。

また、名前によるグループ分けではなく、グループフィルタという機能を使うと、より簡単にグループ分けすることもできます。
グループフィルタを作成し、それぞれに選択した画層を振り分けます。グループフィルタを使用すると選択したグループの画層だけがリストされますので、[建築]、[電気]、[空調]、[衛生]といったグループを作ると、管理が容易になります。(グループ単位で表示・非表示等の設定ができる)